京都にはたくさんの寺院があります。
せっかく京都に来たなら、静かにまったりと寺院を楽しみたいですよね!
ということで、今回の舞台は京都の洛北エリア!
ラーメンストリート「一乗寺」周辺にある、お庭がとってもキレイなオススメの寺院をご紹介します。
その寺院とは、こちらです!
- 曼殊院門跡
- 圓光寺
- 詩仙堂
この3つの寺院は、それぞれ歩いて行ける距離にあるので、ラーメンを食べる前の軽い運動としてもオススメです(*’▽’)

庭がとにかくキレイなので、庭好きな方にもオススメです!
それでは、それぞれの寺院について詳しくみていきましょう!
1.周る順番は「曼殊院門跡→圓光寺→詩仙堂」がオススメ
それぞれの寺院を周る順番は、曼殊院門跡→圓光寺→詩仙堂がオススメです。
なぜなら、駅からの距離もあわせると全行程が3.5キロ。
そのため、後半の移動距離を短くしておく方がラクだからです。
地図で見ると、こんな感じです。
(徒歩の場合の距離です)
最寄り駅から徒歩で回った場合の、各移動距離もまとめておきますね。
距離 | 時間 | |
---|---|---|
修学院駅~曼殊院門跡 | 1.5km | 21分 |
曼殊院門跡~圓光寺 | 900m | 13分 |
圓光寺~詩仙堂 | 270m | 4分 |
詩仙堂~一乗寺駅 | 800m | 12分 |

でも、それぞれの寺院でまったり庭を見ながら足を休めれば、全然へっちゃらですよ!
続いては、各寺院について紹介していきますね。
2.「曼殊院門跡」
曼殊院門跡は、天台宗の寺院で、本尊は阿弥陀如来。
「最澄」(さいちょう)が鎮護国家の道場として比叡山に創建したのが起源とされています。
(鎮護国家とは、仏教には国家を守護・安定させる力があるとする思想のことです)
その後、北山や洛中への移転を経て、明暦2年(1656年)に、桂離宮を創始された八条宮智仁親王の第二皇子・良尚法親が現在の地に移したそうです。
別名は「竹の内門跡」と言いますが、ちなみに「門跡」というのは、皇族や貴族の子弟が代々住持となる別格寺院のことを指します。
詳しくは、公式HPの「歴史・概要」ページ(https://www.manshuinmonzeki.jp/history/index.html)を参考にしてみてくださいね。
さて、修学院駅から20分ほど歩くと、この「曼殊院門跡」という石碑が見えてきます。
石碑を通り過ぎてさらに進むと、石畳が。
いよいよ到着。
拝観料は大人600円です。
寺院の中に向かっての撮影は禁止ですが、庭の写真はOKということで、素敵なお庭をパシャリ。
ゆっくり庭を眺めながらボーっとしていると、なんだが落ち着いてきますね。
「紅葉の季節がいい!」とよく聞きますが、新緑の季節も緑があふれていい感じですよ!

「曼殊院門跡」の基本情報
拝観時間 | 9:00~17:00 (受付は16:30まで) |
---|---|
拝観料 | 一般600円、高校500円、中小学生400円 |
住所 | 〒606-8134 京都市左京区一乗寺竹ノ内町42 |
電話番号 | 075-781-5010 |
駐車場 | あり(普通車のみ) |
公式HP | https://www.manshuinmonzeki.jp/ |
3.「圓光寺」
圓光寺は、慶長6年(1601年)に徳川家康が国内教学の発展を図るため、禅師である足利学校の第9代学頭・三要元佶(閑室)を招き、伏見に学校(学問所)を開いたのが起源とされています。
その後、京都御所北辺の相国寺内に移され、寛文7年(1667年)に現在の位置に移されたそうです。
詳しくは、公式HPの「歴史」ページ(https://www.enkouji.jp/history)を参考にしてみてくださいね。
圓光寺の入口には「研修道場」の看板が掲げられています。
寺院内も庭も結構な広さがあるので、それぞれじっくりと堪能できます。
圓光寺の代名詞とも言われている「十牛之庭」は、紅葉の季節が有名だそうです。
紅葉の季節になったら、もう一度行ってみたい!
色々な表情を見せてくれるお庭は、本当に見ていて飽きません。
寺院の外へ出て、お庭の散策も忘れずに。
竹林を見上げると、時が一瞬止まってしまったような感覚に・・・。
圓光寺はお地蔵様も有名です。
可愛いという表現をして良いものか、と悩みつつ・・・こんなに可愛いお地蔵様にも出会えますよ。

きっと圓光寺に行ってみたくなっちゃいますよ♪
「圓光寺」の基本情報
拝観時間 | 9:00~17:00 |
---|---|
拝観料 | 大人500円、高・中学生400円、小学生300円 |
住所 | 〒606-8147 京都市左京区一乗寺小谷町13番地 |
電話番号 | 075-781-8025 |
駐車場 | あり |
公式HP | https://www.enkouji.jp/ |
4.「詩仙堂」
詩仙堂は、徳川家の家臣であり、江戸時代初期に活躍した文人「石川丈山」の山荘跡です。
正しくは、凸凹(でこぼこ)の土地に建てられた住居を意味する「凹凸窠(穴冠に果)」(おうとつか)呼びます。
詩仙堂という名前の由来は、中国の詩人36人の肖像画を掲げた詩仙の間によるものだそうです。
詳しくは、公式HP(https://kyoto-shisendo.net/about/)を参考にしてみてくださいね。
素敵な門構えで、なんだかジブリの世界へと入り込めそうな雰囲気です。
詩仙堂も堂内の写真はNGですが、お庭に向かっての撮影はOKということで、キレイに整えられているお庭の写真をパシャリ。
堂内はそんなに広くありませんが、お庭は結構広いです。
お庭の景色は、角度ごとに顔色を変え、見る人を何度も楽しませてくれます。
苔でしっとりとしていたのに、見上げるとこんな感じの景色にも出会えます。
季節ごとの草花も楽しむことができますよ。

不思議と、ずっと見ていても飽きませんね。
京都、洛北エリアにある『詩仙堂』のししおどし。
ずっと聴いていられる🎋 pic.twitter.com/Is3Fy1mdk1— いとうトイ (@ito_toi1984) March 22, 2020
「詩仙堂」の基本情報
拝観時間 | 9:00~17:00 (受付終了16:45) |
---|---|
拝観料 | 大人500円、高校生400円、小・中学生200円 |
住所 | 〒606-8154 京都市左京区一乗寺門口町27番地 |
電話番号 | 075-781-2954 |
駐車場 | 近隣に有料駐車場あり |
公式HP | https://kyoto-shisendo.net/ |
5.まとめ ~四季折々を楽しみたい
京都の観光地は、季節ごとに景色が変わるので、何度訪れても飽きません。
今回紹介した3つの寺院は洛北エリアということもあり、京都の他の寺院と比べるとそこまで人だらけになることがないため、ゆっくり・まったりと楽しむことができまよ。
(今後、テレビやSNS等で話題になったら、もっと人が増えるかもしれませんが・・・)
(もしかしたら、紅葉の季節は人が多いかもしれませんが・・・)
なんだか素敵な景色が見たいな~
最近ちょっと疲れたから癒されたいな~
たまにはボーっとしたいな~
などなど。
心のパワーチャージにも最適な寺院です(*’ω’*)

近藤ゆきえ
アウトドアと旅行をこよなく愛するWebディレクター。
2014年に東京から京都に移住し、アクティブになる。
関西のアウトドアスポットや素敵な旅先を今日も行ったりきたり。